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多摩川釣り奇行?

多摩川を釣る!なぜならそこに魚がいるから

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 ↑の気温の推移を見ると季節はすっかり春、を通り越してもはや初夏ですね。
 炎天に晒される河原は暑いですね。
 暑いからと上着を脱ぎ、セーターを脱ぎ、下着を脱ぎ、ズボンを脱ぎ、ついでにパンツまで脱いでしまう。生まれたての自由を身にまとう。
 そうすると遠くの方からサイレンの音が近づいてくる。
 白黒パンダカラーの車の中から警備員のようなコスチュームの男たちに何やかにや叱られる、ということになりかねません。
 叱られるだけならまだまし。最悪の場合、投獄、鞭打ち、打ち首、という事態もありうるので注意です。
 
 さて、昨日は気温がグイグイと上昇、魚の活性もうなぎ登りだろうと期待して出撃。
 でもマルタじゃなくて鯉さんです。
 鯉さんが演出してくれるバイトまでのもどかしさを味わいたくて鯉さんです。
 もどかしさを味わいたいなんて私もマゾですね。
 でも人生は自分が好きなことを味わえばよいのです。好きなことならなんだっていいのです。
 それが奇行師スタイル。

 場所はいつもの小鯉ポイント。
 気温は温かいわりに魚影が薄い。
 コマセパンを流してみると警戒しつつパクパク。
 思ったほど活性も高くありません。
 
 若干期待はずれですが釣り開始。
 コマセパンに夢中になっている鯉さんの向こうへ仕掛けをキャストし静かに引き寄せてきます。
 鯉さんの進路にまできたらステイ。
 鯉さん、探るようにしながらもパクッ。
 なかなかの引きをしてくれます。
 ネットでランディングすると70cmくらいはありそうな魚体。
 しかも体高のあるグッドプロポーション。
 いい鯉さんです。 
 
 歩きながら魚を探していると数匹の鯉さんが水面でパクパクしています。
 コマセパンはよく食べますが、仕掛けを見せると一目散にどこかへ消えてしまいました。
 低活性というか、ナーバスというか。

 さらに歩いて魚を探します。
 護岸+オーバーハング+浮きゴミという絶好のストラクチャーにお約束のように魚が付いていました。
 コマセパンでストラクチャー奥にいる鯉さんを引き出します。
 そこへ静かに仕掛けを投入。
 迷うことなくパクッ。
 この子も走りますが水深が浅いのでスピードランディング。スピードラーニングじゃありません。
 あげてみると先ほどの魚と同様に70cmくらいあり体高のある良い魚体です。
 
 夕方になると急に肌寒くなってきたので仕舞いにしました。 


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 ぬるい春風を感じると寂しさと不安に襲われてしまうのは、私が少年の心を失っていない証拠だろう。
 9日土曜、10日日曜と春爛漫な陽気はもはや初夏を思わせるMAX26度を記録したという。
 となるとマルタウグイ釣り。
 待ってましたとばかりに多摩川へ繰り出したいところですが、いや待てよ、と。
 この陽気じゃマルタの魚群を上回る数の釣り人の群れが予想される。
 その様まるで、イワシの群れに襲いかかるマグロの大群のよう。
 土日は大人しくしていることにしました。

 待ちに待った11日月曜日。昨日ですね。
 マルタ!出撃!。
 最初のポイントは毎年マルタの他にニゴイや鯉さんとバラエティ豊かな顔ぶれが楽しめる場所。
 しかし平日にもかかわらず既にポイントは釣り人がチラホラ。
 じゃあ仕方ないということで、エリア内の小場所をチェックして回ることに。
 各所にイイ感じの瀬と深場の絡む場所はあるのだが、マルタの航跡、背びれが見えない。
 まるで先ほど釣り人が集結していた場所に魚が固まっているかのよう。
 ああ、そういうことね、と来た道を引き返します。

 しかし場所が空きません。
 みなさんポツリポツリと良型のマルタを揚げていらっしゃいます。
 うらやましい限りでございます。
 ふと、もう一箇所のポイントへ移動することが頭をよぎります。
 でも時間をかけて移動して群れがいなかったらどうする?
 ここで待って場所が空いたら入れてもらうのが左脳的に妥当である。

 釣り人たちを眺めつつ、適当な岩の椅子に腰を下ろします。
 みちすがらのスーパーで買ってきたお団子とお茶で腹ごしらえをすることに。
 腹が減っては戦はできぬ。でも釣りならできる。でも食べる。
 足をブラブラさせながらお団子を食べます。
 一串、二串、三串と平らげても釣り座はあかず。
 マルタ中毒の患者たちがなかなか釣りをやめられないのは私にもよくわかります。

 さて、もう一箇所のポイントへ行きたいと何かが訴えかけてきます。
 移動先に群れがおらず引き返してくるようなことになったら無駄足だ。
 もう少し待つのがスマートなイケメンがするべき振る舞いだろう。
 ということで、昔付き合っていた女のことや、今好きな女のことなどに思いを巡らすことに。
 女のことを熟考したところで、目の前の釣り人たちの釣欲は治まるところを知らぬよう。
 これじゃ埒があかん。ということで移動を決断した。

 エリア移動をして辿り着いた場所には他の釣り人の姿はない。
 水際を歩きながら魚群を探すとマルタが立てる水しぶきを発見。
 もっと早くこっちに来ていればよかった。
 さっそく実釣開始。開始早々ヒット。すぐさま連発。
――これがマルタの醍醐味です。
 釣れたりバラしたりを繰り返しながら効率的な釣り方にアジャストしてゆきます。
 
 数メートル先にいるマルタを足元へ運んでくる仕事を黙々と繰り返していると飽きてきます。
 いや、飽きるよりも先に酷使した手首が先に悲鳴をあげます。
 手首の悲鳴と飽いた気持ちでそろそろ帰ろうかと思うのですが、すんなり帰れないのがマルタ中毒の恐ろしいところ。
 「次の魚で上がろう」と思うのですが、「いや、今のは合わせがいまいちだった」とか「スレがかりだった」などと、イチャモンをつけてしまうのです。
 それで次の魚で上がるつもりが30分も経過してしまうのです。

 こうなるともう自分の中毒症状にパニック状態になり歯止めが効かなくなります。
 水中ではマルタ達が興奮とパニックで水しぶきを上げています。
 パニックというキーワードによって水中と大気中が一体となる奇跡が繰り広げられているのでした。

 マルタ釣りを覚えた最初の頃はこのマルタ中毒の熱狂に犯されてしまい、手持ちのフックが延びきるなど、物理的に釣りが続行不可能になるまで釣りつづけ、身も心もマルタもボロボロになるまでやめられませんでした。

 だが今の私は違う。生まれ変わったのだ。←何からですか?
 適当なところで切り上げられる大人の余裕を身につけているのです。
 次の魚で上がり、と決めたのでスパッと上がることにしました。

 でもふと気が付いてしまいました。
 諸事につけて、大人になる、大人の余裕を身につける、それすなわち情熱と体力が低下した、ということではなかろうかと。



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 きょうは雪予報。昼前からだという。
 そら寒いわけです。
 前回釣行時は気温が20度を超えるポカポカ陽気だったのが一転、以降は正しい真冬の冷え込みが続いています。

 こう冷え込むとお魚さんたちも暖をとれる場所へ移動しますよね。
 そう想像すると温排水エリアが気になってしょうがないので、雪の降る前に偵察を兼ねて出撃。
 ねずみ色の空、うな垂れた街並み、寒さに肩をすくめる人々。
 くそ寒いのに釣りに行く、それが奇行師スタイルです。

 うえから3番目の温排水エリア。
 現着してみると散歩者やジョギンガーの姿はほとんどありません。
 ひたすら鈍色の空と荒涼とした河原の風景が広がるばかり。
 
 泡立つ排水路に目を向けると、これまでより鯉の数がたしかに増えています。
 ということは期待できるかも、と足取り軽くポイントへ。
 しかし温排水と本流筋とのインターセクションまでくるとそれ程でもありません。
 数的には前回釣行時のほうが賑やかだったと思います。

 でもパクパクしてる鯉口は浮かんでいるので釣り開始。
 ワンキャスト目でこのハイプレッシャーな場所にしては素直にバイト。
 しかしフッキングミス。
 一度ミスると魚が散ってしまうので別の群れにアプローチ。
 2回目もフッキングミス。食いが浅い。やる気があるように見えてナーバスです。

 3回目(パンの付け替え自体が3回目でもあります)、なかなか魚が寄ってきません。
 仕掛け投入から10分、20分と時間が経過してゆきます。
 どこの鯉もポイント内を回遊しているものですね。
 ここの鯉もだいたい10分おきくらいに回遊してきます。
 これで3回目の回遊(仕掛け投入から30分が経過していました)の時にバイトは突然やってきました。
 今度は浮きに反応するのを確認してから合わせてやるとフッキング。
 
 まちに待った魚ですがあまり引きません。
 暴れることなく簡単に寄ってきてくれるのでリリースしやすくて助かりました。
 50cmくらい。
 1本捕れたので、雨が降り始める前に撤退です。


釣果:鯉50cm1匹

4.8 NNN
S→M

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 昨日は東京で気温が20度を超えポカポカ陽気。
 東京で立春前に20℃以上になったのは1969年以来44年ぶりのことらしく、1876年の観測開始以降、過去7回しかないという。

 昨日は厚着をしていては汗ばむほどでしたが、今日は寒い、といってもいつもよりは温かかったです。
 こうなると川の様子を見に行ってみたくなってしまうのが奇行師のサガ。
 というより、ふと行ってみたくなったのです。
 きょうは日曜なので混んでいる時間を外して出撃。
 夕陽が西の地平へと落ちかかる時間帯は冬の冷たさを実感します。

 きょうも小鯉ポイントへ。
 のぞいて見ると広範囲で鯉のパクパクライズが見られます。
 秋の活性が戻ってきたかのような様子。
 パンを流してみると迷いなくパクパクしてくれます。
 ま冬とは思えないグッドコンディションです。

 さっそく沈めパンプカ仕掛けを投入すると、ほとんど無警戒にパクッとやってくれます。
 40cmオーバーの程よい鯉さん。

 つづいて少し離れた場所のパクパクライズの付近へキャストしてやると、これもまた素直にパクッ。
 グググっとロッドをたてて寄せてこようとするとブツッとブレイクか?と思いきやフックがすっぽ抜け。
 私が使っているフックは「ちもと」にラインを結びつける和針なので、ちょっとでも結びが甘いとすっぽ抜けてしまうのです。
 ああ、またやってしまったと、ガッカリしながらポイントを見やると、たぶん同じ鯉さんが刺さっている針も気にせずに流れてくるパンに夢中になっている様子。
 バーブレスになってるし、気にしていないようなので、何とかなってほしい。

 また少し離れた場所に鯉さんのモジリがみられたのでその付近へキャストし、手元で当りを待ちます。
 すると冬らしい消極的なアタリが。竿がズズーと引っ張られるので、やんわりとテンションをかけてやると確かに魚信が。そこでアワセをくれてやるとヒット。今度は50cmくらい。

 2匹も釣れれば上々、ということで1時間ほどで納竿にしました。

釣果:鯉40cm、50cm。1匹ずつ。

29.3 NKK
M→S

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