今回の台風は関西、近畿、中部では雨台風でありましたが東京では風台風でした。近所の公園の立派な木が何本も根元から倒れ、道路にはまだ若い枝葉がびっしりと敷き積もっていました。
前回の増水では浮遊物がほぼ皆無だったのに対し、今回は過去に例のないくらいの風量で発生した落ち葉やらゴミやらが流れ込むと見て今朝は様子を見に行ってきました。
中流域を数箇所回りました。増水は約2m程度。見たところふつうの増水といった程度ですがコーヒー色のアマゾン川(タマゾン川)が轟々と流れ、普段歩ける河原が飲み込まれ大きく川幅を広げていました。
国土交通省 リアルタイム川の防災情報
↓多摩川中流域
http://www.river.go.jp/nrpc0303gDisp.do?mode=&areaCode=83&wtAreaCode=4413&itemKindCode=901&timeAxis=60
しかし二子多摩川では約5m近い増水を記録しておりあなどることはできません。
東京都世田谷区玉川(二子橋下流約100m)
http://www.river.go.jp/pastdata/4/83/4411/suii2132000400010.html
いつもの鯉溜まりに行ってみるとやはり鯉はいてパクパクしてはいるのですが数が少ない。
どうも魚群を載せた流れがやや沖目にあるようです。しかしアプローチするには流れが複雑すぎます。
手前に回ってきた鯉をヒットしましたが激流のトルクも加わり一匹目はフックオフ。2匹目は50cm程度ながら強烈に元気で何度も寄せたり離れたりを繰り返してやっとキャッチできました。
激濁りと激流で場荒れも何もないのですがそれ以降は魚が接岸してこずに終了。
流れの緩いところに集まった枝や草の塊の上に小魚が飛び出てきたのは婚姻色が出た小柄な鮎でした。
この激流で鮎の産卵床が洗われるとよいのですが、はたして産卵どころなのか難しいところです。
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村PR
この記事へのコメント