前回の釣果は土用隠れの様相だったことから、夏場の鯉の付き場をあらためて考えておりました。
そんな中、愛読の『マルタの日記』様の記事「
ご無沙汰してました」に回答が。それによると、酸素が豊富ゆえに流れの中にいる、ということ。たしかに夏場は流れの中に群れが入っていることが多いのです。
また、私の経験的には、エリア内で最も水温が低い場所に集まっている、という感覚があります。
つまり、流れ、シェード、湧水、ディープといった水温が抑えられる場所です。
で、これにあてはまる場所はないかと頭の中で多摩川を散策していたところ、木が日陰をつくっている区間をもつ場所が思い当たりました。この場所はけっこうな距離に渡り日陰になっている水域です。
そういえば数年前の夏には大釣りとは言えずも30分で3匹ゲットした場所でした。
この考えが成立するのかを確かめに現場へ行ってきました。
現着すると小物釣りのおじさんが入っていました。挨拶をするとサシ餌で小バスを釣ったとのこと。へえ、と感心しているとブルーギルも釣れたことがあるとのこと。
うーん、こんな小場所にまで特定外来生物が入り込んでいるとは。来年のスポーニング後の小バスの時期が楽しみではありますが。
ちょっとあちらで釣らせていただきますよ、と入れていただきポイントをチェックするも鯉の姿は見当たらず。
そういえばあまり水が動いていない。あまり良い感じの水ではないような気が。
魚がいないんじゃしょうがないので早々に見切りをつけます。
ちょっと歩いて支流の様子を見に行きます。
ここは数年前によく通った場所ですが、川幅10mくらいで最大水深で膝上くらいのオープンウォーターのシャローエリア。上流に瀬があり、多摩川との合流点付近にはテトラが入りディープもあるため魚のストック量は多め。しかしハイプレッシャーであまり釣れない場所。
今日も魚はたくさんいます。強風で水面のゴミが広範囲に寄せ集められいます。これを鯉たちがパクパクしています。流れはありますが、いまいち淀んだ水が流れているだけ、といったコンディション。
とりあえずパクパクしている鯉と離れた場所へヘビキャロ風パンプカ仕掛けをキャストするとオープンシャローだけに周囲の魚がいっせいに驚きます。
けっこうナーバスなのはこのポイントへのアクセスが良好で常に人の姿があることも理由です。
それでもちゃんと餌を見に来る魚もいますが、焦らされ焦らされなかなか食べてくれません。
何度目かの回遊が向かってくるタイミングで魚の進行方向のやや離れた場所へキャストしつつ徐々に魚との距離を縮めるように仕掛けを操りやっとヒット。
寄せてきたのは50cmクラスの丸々した鯉でよく暴れますが、どうも病気のようで身体の表面に白っぽい膜が浮いています。
今日はこの一匹で終了ですが結局、シェードエリアに魚は入っていませんでした。まあ、先行者がいない状態なら違っていたかもしれませんが。
釣果:鯉1匹
サイズ:50cmクラス
26.9NWN
M→S
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