昨夜の台風は風が恐怖を感じるほどすごかったです。が、雨量はそれほどでもなかったようです。
前回の5月の大雨時の水位は最大で5.16mでしたが、今回は最大でも4.06m(世田谷区玉川観測点)。
大雨後は居ても立ってもいられずに、早起きして様子を見に行ってきました。
橋の上から臨むと、カフェオレが怒涛のごとく流れています。でも河原はそれほど浸っていません。
目星のポイントに到着するも5月の大雨時には水が来ていた足場はカラッカラに乾いており、水が揚った形跡がありません。
さらに今回は漂流物が少ないためポイントが形成されず。たぶん前回の大雨で大半のゴミがさらわれてしまったのだと思います。
こうなると釣りにならんな、ということで移動しようとしたところ、流れのある岸辺でパクパクしている魚影を確認。近づいても逃げないのはやはり濁り時に魚は視覚に頼らなくなり嗅覚がメインになるという睨みどおり。
速やかにタックルをセットし魚の目の前にエサを流してやるといとも簡単にヒット。そして雨後だけにデカイ。
すぐにポイントから魚を引き離したので連続でもう1匹ヒット。
さすがに2匹つるとパクパクライズはおさまってしまい納竿。
ボーっと川面を観察していると、岸辺に無数の幼魚が団子になって流されまいと泳いでいました。何の魚か素人目にはわからないほどの幼魚です。
で、ときどきポコッ、ポコッという音を立てながらフィッシュイートするサウンドが聞こえます。ジーっと見ていると鯉なのか、バスなのか判別がつきませんが、それは確実に食べてしまっている音です。
べつのポイントも様子を見に行ったところ、投網をしている人やふつうの網で岸辺を引っかいているおじさんがおられました。鮎などが岸辺に流されてくるというのは知っていましたが、皆さんそれを目当てにされているのでしょうか。
ふーん、色んなパターンがあるんだなー、と一人ごちながら、季節の進みを風に嗅ぎ取るのでした。
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