9/1から多摩川流域では軒並み
大雨洪水注意報が出ていました。
家の窓の外では雷が鳴り、轟々と音を立ててどしゃ降りの雨。やんだと思ってもまた雷と雨。
この土日はそんな繰り返しの空模様でした。
私は
多摩川の水位を睨みながら、今か今かと出撃のときを待っておりました。
しかし大雨で増水したとは言え今夏の減水は著しく、関東東北の水源ダムでは水不足が囁かれるほどなので、この雨でやっと平常水位に戻っただけでした。
でもせっかくなので様子を見がてら多摩川へ行ってみました。
今朝は雨上がりの早朝、乾きかけの道路が夜中の雨を物語ります。
日の出の時刻に合わせて現着。
濁りを想像していましたがほぼ変わらず。
水位は増えたというより平常復帰といった景色。
岸に浮遊物が大量に打ち寄せられていることを期待するも綺麗なもの。大雨の痕跡は見られません。
それでも定番スポットには普段よりは浮遊物がたまり、鯉も溜まっていました。
活性は高いようで盛んにパクパクライズしています。
久々に浮かせパンプカ(飛ばし浮きを使ったパンプカ)をセレクト。
水面に浮遊するゴミが厚い層を形成している上に仕掛けを落とします。
食い気のある鯉がすぐに気が付いて近づいてきます。
食いたい。食ったら危ない。と自問自答するかのようにしながらも、ジリジリとパンの磁力に抗えずにバイト。
浮きに反応が出たところでアワセてやるとフッキング。
適度に引いてくれ、適度なところで寄ってきてくれて、バーブレスフックをスルッと外してあげて一丁上がり。
40cmクラス。やはり大雨後の魚は魚体が白っぽいのです。
さらにもう一本40cmクラスを追加してからが地獄。
パクパクライズは数あれど、仕掛けのパンにはなかなかバイトせず。
あってもショートバイトで浮きに反応が出る前に吐き出してしまいます。
盛んなパクパクライズに刺激され、中毒患者のように幾度となく仕掛けを打ち返します。
しかし食わず。
報われないパターンであることを覚りつつ、同じことを無限に繰り返すことで溜まるフラストレーション。
そんな無間地獄から抜け出させてくれたのは朝日の光。
私は東向きに座していたため、取り憑かれたかのように血眼の顔面に熾烈な朝日が射し込みます。
こりゃたまらん、と私の中の貪欲は退散するのでありました。
地獄に仏とはこのことです。
雨後でたしかに魚は集結していました。食い気もありました。
しかし冷静さが芽生えているかのような印象でした。
釣果:鯉2匹
最大サイズ:40cmくらい
16.5OOO
M→C→S
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