うわー暑い。どうやら体感気温が今年最高に感じられます。
気象庁のページで気温の推移を調べてみると、
うん、たしかに今月の最高気温にタッチしています。
ちなみに今年最高気温は7月26日の36.2度でした。
こりゃたまらん、と身悶えしていると私の頭の中に、冷涼なる多摩川の風景が浮かび上がりました。
さすがにいい大人が遊泳などしては自尊心に深い傷が付く恐れがあります。
せめて足を流水に浸して納涼しようと釣りに行ってきました。
先週調査を行った中州エリアです。
一昨日に復調傾向が見られたので、この場所も活性が戻っているのではないかと思いチェックしてみることに。というかこの辺りの清流の風景が涼しげで夏にピッタリなのです。
とにかく暑いので最初からザブザブ入水です。水温は先週よりも冷たく感じられるのは気温がそれだけ高いということでしょうか。
支流を下りながら魚を探しますが、減水のせいで水深が浅くなっています。そのため魚の居場所が限られると期待したのですがいまいち。
ぽつぽつ鯉はいて激浅の水面に背びれを出してクネクネ、のんびりしている様子。しかし餌は追わない。
そんなこんなで水に浸かってボーっとしている私の視線の先に何らかの生物を発見。崖状に駆け上がっている岸に茶色いなにかがいます。
先週は白いタヌキを拝めたこの場所の次の動物は何?!ということで、今回はなんとキツネ!
え、さすがにキツネはいないだろう?と半信半疑で見つめる私とキツネの目が合います。キツネ色の毛、犬よりも大きくて長い耳、フサフサで長めのしっぽ。どう見てもキツネのフォルムです。犬とは明らかに違います。
せめて携帯のカメラで撮影しようと視線をそらした一瞬に、きびすを返すように草むらの中へと姿を消してしまいました。
多摩川に白いタヌキ、キツネって。こんどは私が狼少年呼ばわりされそうですね。
ここは多摩市。多摩丘陵のお膝元に川が流れています。湿原のような場所です。ならばタヌキがいるのだからキツネがいたっておかしくはないのですが、どうなんでしょう。
検索してみると国土交通省のコンテンツのなかに、多摩川流域にキツネが生息している、という記述を見つけました。たしかにいるようです。
私は何か捨てられた輸入外来生物ではないか、と考えていましたがやはりキツネはキツネと結論付けてよさそうです。
今年は
カブト、クワガタ、タヌキ、
白タヌキ、キツネと釣り以外の方面で充実しております。
で、釣りの方はといいますと、支流はだめなので本流筋へ移動です。
ながいストレッチが続くエリアです。ここの両岸、岸近くの流れのなかに鯉が帯状になって連なっているのを先週見つけましたが、今日も健在でした。
先週は食いが悪く釣れませんでしたが、今日は活性が高くなってきたのかガツンと当たってしっかりヒット。
50cmくらいの丸々太った鯉さんゲットです。
この時点で太陽は多摩川上流方面へ没し、残照が積乱雲を炎のごとくに燃え上がらせています。
色彩を失いつつある丘陵上空の青空には満月お月様の出番です。
もう今日はこれで終了。
釣果はいまいちですが満足な避暑となりました。
12.5WNN
C→M
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