昨日などは晩秋というより初冬を思わせる冷え込みとなった翌、今日。日向は暖かく日向ぼっこが気持ち良い。
こんな日はぶらりと釣竿を携えて多摩川へ。
場所は今年のお気に入りスポットである小鯉ポイントへ。
ここも夏までは高活性のやる気のある鯉たちが遊んでくれましたが、気温と水温の低下とともに元気がなくなってきました。
今日もとりあえず魚の姿はありますが非常にナーバス。私の姿が見えるやすぐに岸際のオーバーハングした草の下へ逃げ込んでしまいます。
腰をかがめて気配を消して、しばらくするとおっかなびっくり鯉たちが様子見に出てきます。
そこへパン屑を少しずつ流してやると警戒しながらもパクつきます。
ここにはまだウブな子たちがいるようです。
流れてくるパンに夢中になっている隙に、魚の下流へこっそり仕掛けを投入し静かに魚のまん前まで巻き上げてきます。
夏場ならここで一発で食ってくれるのですが、この時期の魚はそうはゆきません。
何度も何度も突っついたり周囲をうろついたりしながら様子を伺っています。
食うと見せかけて離れていった魚も戻ってきては様子を伺う。を繰り返しながらも、そこにパンがあるという事実は魚にとって強力な磁力でもあるかのように引きつけてやみません。
そしてとうとうパクパクパクとバイト。アンド、フッキング。
30cm~40cmのグッドプロポーションの鯉さん。
このファイトで他の鯉たちは当然どこかへ四散してしまったので終いとしました。
日陰では冬を感じさせる冷気。川面に生気が感じられないのは先月は乱舞していた小魚たちが少なくなってしまったせいでしょう。
土手に生える草葉が見せる色とりどりの秋色のコラージュをまじまじと眺めていると、秋というのはやっぱりカラフルなんだよな、とひとりごち。
不意に秋色コラージュの視界をメタリックブルーとオレンジ色の塊りが横切ってゆきました。カワセミです。
今年はよく訪れた場所だけど、よく会うなあおまえ、と何度も見たカワセミですが見るたびに新鮮で、鮮烈です。
秋の多摩川もけっこう気に入りです。
釣果:鯉30~40cm。1匹。
6.2NNK
C→M
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この記事へのコメント
食いましたか
uribauです
パン食べましたか
自分のポイントではもう食べなくなりました
なので底釣り
地味で厳しいですね
相当寒いし
Re:食いましたか
浅い流れのなかにいる鯉なので浮いてるパンにも反応しますよ。
底釣り。一瞬のアタリのドキイッとする感じは醍醐味ですね。
私は寒さにめっぽう弱いので釣果が渋いと心まで凍えてしまいます。
しかし、冬の釣り場で食べるカップ麺は極楽の味ですよ。