ずいぶん大昔、かれこれ15年以上まえに渓流用ルアーロッドとしてRYOBI(リョービ)のRoyal Carboを購入。高級感ただようロッドケース付き。
しかし、渓流で使う前にトップガイドのところで折ってしまいました。
そう、手慣らしにと多摩川でウグイなどを狙って自転車のカゴに載せRUN&GUNしていたところ、釣り場に着いてロッドを延ばそうとカヴァーを外したところトップガイドがない。ロッドの先端が細い棒状になっているのを目にしたときは心臓が止まるかと思いました。この竿は先端のカヴァーがいまいち緩くて折れやすいようです。カゴを覗いてみるとポッキリ折れたトップガイド部分が幸いにも網目に引っかかって残ってくれていました。
それ以来そのうち修理に持ってゆこうとしたまま15年近くの月日が流れたのでした。
で、このあいだ押し入れの奥で眠っていたこれを見つけました。メーカー修理などにだしたら結構な金額になりそうですし、リョービは既に釣具事業から撤退しているためどうなるのかわかりません。
そこでとりあえずネット検索してみたところ、折れたロッドの修理を説明しているサイトを発見。
http://turim.blog.fc2.com/blog-entry-29.html
私としてはトップガイドさえ入手できればOKだったのですが、それによると折れてもトップガイドが残っていれば再利用できるという。おお!それはいい、とそのサイトを参考に修理開始。
↓ショッキングなヴィジュアルです。
既存のトップガイドが残っていればガイドとロッド部分を分離して再利用します。
↓このようにペンチでつまみ、ガイドとロッドの接合部分をライターの炎で軽くあぶり、もうひとつのペンチで引っぱります。するとスルッと抜けてくれます。これで再利用可能に。
↓ガイド径よりロッド先端が太いのでヤスリで削り適正なハマリ具合に微調整します。
↓100円ローソンで購入した瞬間接着剤。100円なのに量が多い。これでガイドとロッドを接着、接合します。
↓ロッド先端に接着剤を塗ったら即座にガイドを挿入します。次の瞬間にはカチーン!
↓Royal Carbo復活!
こんなに簡単に修理できるとは思いもよりませんでした。長年の懸案がすっきり解決。なんだか清清しい気分です。
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