このごろ、どうも血湧き肉踊るような釣りができていない多摩川。
まあ、私のエリア選択が外れているのだとは思いますが。
それでも
小鯉釣り場は安定して食い気のある魚がストックされているので今日も出撃。
本流もチェックすれど魚のライズが見られずいまいちな雰囲気。
予想通りなので小鯉釣り場へ直行。
バイクを留めようと草が短く刈りそろえられた路傍へ取り回します。
エンジンを停止しヘルメットを脱ぐ一瞬の脱力の瞬間。周囲の音や臭い、温度が一気に流れ込んでくるかのように意識されます。どんなにリラックスして運転していたとしてもある種の緊張状態にあるのです。
湿ったような草いきれが生命感を彷彿とさせてくれます。釣行時に嗅ぐ早朝の草いきれに胸をはずませるのは子供の頃から。
でも今日は草いきれの中にウンコの臭いが混ざっているような気が。念のため周辺と靴裏を確認しますが問題なし。
ということで釣り開始です。
前回記事では「パンに塩をしみこませる」と目論見を立てただけで手付かずのまま、こうして釣りへ来てしまいました。
けっきょくパンは安定して釣れるので、ちょっと面倒という気がしてきたのです。
で、いつものパンを沈めパンプカ(ヘビキャロ)仕掛けを投入。
これは流れの中でステイさせて釣る仕掛けなのでサイトフィッシングではなく、手元でアタリをとる釣り方です。
朝日をギラギラと反射させる水面に魚の波紋が表れないか、いまかいまかとワクワクします。
仕掛けを投入したやや下流に鯉の背びれが立てる引き波が出現。
食うか、食うか。とドキドキしていると手元にガツンとイイあたり。
あわせてやるとフッキング、と思ったらギューンと猛烈に引いてくれます。慌ててドラグを締めますが、まだ走ってくれます。
ここは幅の狭い細で、両岸には水面へオーバーハングする小枝やススキ、雑草がへヴィーカヴァーを形成しています。
岸のカヴァーの奥に突っ込まれるとラインを巻かれてしまう恐れがあるので、強引に引き寄せようとしますが走る走る。
カヴァーをかわすのが精一杯ですが、立ち位置を変えながらやっと寄せてきた鯉はここでは珍しい70cmクラス。
タモ網でキャッチ。水中から出してみると大きさが実感できます。
このところ30~40cmクラスの魚ばかり釣っていたので嬉しいサイズです。
ここまで正味30分。
寝起きに家を飛び出してきたので忘れていた大用をもよおし始めたため終了。
家に着くまでにアレな場合はコンビニのトイレでも借りればよいので長閑に帰り支度をし、バイクを道まで押し出そうとフロントタイヤの軌道上に視線をやるとウンコが道を塞いでいます。
こんな近くに落ちていたのか。と不安に駆られてタイヤを確認するとフロントタイヤにウンコがくっついています。
Shit!なんてこった。ウンコを踏んでShit!とは重ね重ね糞みたいな話しです。
まったく、大用をもよおしてウンコをフンで(踏んで)しまいShit!と叫んでしまう。
いったいどういう因果律が働いているというのでしょうか。
混乱した頭を冷やそうと、いつもより余計にあけたスロットルのせいでタイヤに付着したウンコがヒュンヒュンと無軌道に飛び散る多摩川の風景でした。
釣果:鯉1匹
最大サイズ:70cmくらい
28.5NNO
C→S
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この記事へのコメント
お久しぶりです
70センチ
でも多摩川にあまり無秩序に
う○こ撒かないで~
Re:お久しぶりです
う○こにはくれぐれもお気をつけください。