既に中の下流域ではマルタが釣れ、水の中は春到来かと思い、中の中流域へ鯉の状況調査へ行って来ました。
今日は晴天で暖かな日差しなのですが冷たい強風は冬を感じさせます。透明度の高さが冬を思わせる川面を、吹き渡る風が水面を波立たせ、中の様子を伺いにくくしています。
それでもじっと川面を見つめていると黒々とした影が動くのが鯉だとわかります。数はまばらで、型も40cm程度。あまり釣り欲をそそられません。
ブッコミ師が一人、竿を出していましたが、あまりの寒さのせいか河原を勢いよく走って暖をとっていました。
魚の付き場を探して河原を歩くと、朽ちた枯れススキの根元から青々とした雑草の新葉があちこちで小さく萌えています。強烈に寒いのですが春なのだなと、ほっとしながらサイクリングロードを歩くと、風に混じった梅の花びらが目に留まりました。その出自を目でたどると向こうの方に梅林がありました。やっと梅がピークアウトしそうな様子です。
春の遅さは地面に張り付くように生えている蓬の小ささからもわかります。蓬餅には程遠い大きさです。
本格的な釣開始は桜の満開を待ってからにしようか思いました。
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