今日で7月も終わりですが、6月から通っていたポイントが今月になってから回を重ねるごとに釣果が伸び悩みをみせています。
魚のストック量は充分なはずなので叩きすぎのスレによる低調ではないと思います。これは魚の付き場、鯉溜まりが移動しているということを意味しているのだと考えました。
夏パターンに移行するはずなので、水温が低い流れの中に群れがいることが多いのですが、こういう場所はパンプカではいかんせん攻めにくいのです。
私がパンプカ用に使っている
以前にも紹介したフックですが、
7/17ですべてロストしてしまっていたので 釣具屋でリピート購入してきました。
このフックは鮭用なのですが鯉針以上に鯉にも向いていると思います。鯉は重量がありますが、鯉針は見た目は太いが実は軟く、鯉の重さに耐えられず曲がってしまうのです。そして曲がりやすい針ほどフックアウトしやすくなります。
一方この針は驚異的な曲がらなさ具合で、30cmクラスの鯉なら抜き上げてもびくともしませんし、ネガカリで強引に引っ張っても曲がったりしません。当然通常のファイトなら元の形状のまま(実釣70cmくらいまでテスト)。
夕方、鈍いオレンジ色の西日を眺めていると、どうにもムラムラ来てしまい、このムラムラの正体はなにか自分に問うと、それは釣りに行きたいのだよ、との答え。ということでニュー・フックを携え、釣竿を担いで多摩川へ。
正確には釣竿と磯タモなのですが、さらに正確には釣竿と磯タモの柄の部分です。肝心の網を忘れてきたことに気が付いたのは自宅と多摩川の中間地点あたり。しかし引き返すのも面倒なのでそのまま多摩川へ。
でも、目星のポイントは足場の高い場所でしたが、タモ網なしではどうにもならないので別のポイントを頭の中で探します。
その場所は今月までよく通っていたポイントの対岸に当たる場所で、最近釣りをしながらその対岸を眺めているとイイ感じの流れが伺え、小魚も盛んにライズしていました。
どうも今日のインスピレーションはここのようです。この釣り場を思い浮かべると良い感じがします。
ということで確信はありませんがとりあえず向かってみることに。
久々に訪れたこの場所は、昔こそ豊富な魚影をストックしていましたが、度重なる河川工事の影響で貧弱なものとなってしまいました。
エリア全体を眺めていると怪しい淀みを発見。よく水田の水面に浮いている藻がありますが、それがびっしりと溜まっています。足音を忍ばせて近づくとゆらりと藻の溜まりが揺れます。そしてパクパクライズする鯉の姿がありました。
しかも数匹います。これはチャンスと手早くタックルをセットし、パンプカしてみることに。
こういう状況では鯉はブラインドになっているので警戒心が低くなっています。そしてすんなりヒット。30cmくらいの鯉子。でもやけに引きません。すぐに寄せてすぐにフックを外してリリース。
一匹釣ってもプレッシャーがかかりにくいようでまだパクパクしています。で、またパンプカするとすぐヒット。また30cmくらい。
さすがに2匹釣るとパクパクライズは止んでしまったので場を休めつつ釣り場探索へ。でも他の場所はいまいち魚の姿は見えません。唯一目に付いたのは「キィッ」と鳴き声をあげてパシャっと水中に飛び込んだカエルさんくらいです。
もうそろそろかな、と戻ってみるとパクパクライズが再開していました。なかなかグッドコンディションな場所です。
藻の下からパクパクしている鯉さんの口元にポトリとパンを落としてやるとパクッとやってくれます。これもまた30cmくらい。
いまいち型がでないなー、と思いつつ、その場でじっとしているとまた鯉さんたちは戻ってきてくれます。
今度もパクパクしている鯉さんのそばへポトリとパンを落としてやるとパク。しかし今度のはデカイ、といっても50cmくらいでしょうか。今日この場所では最大です。
体高があって一見するとグッドプロポーションなのですが、どうも尾っぽの付け根が細すぎる気が。ちょっと奇形っぽい固体でした。
ここまで正味30分ほど。短時間で4匹ゲット。満足の結果です。
そう、今日は最初から最後まで対岸のいつものポイントは釣り人がおらずガラ空きです。以前なら平日でも誰かしら人が入っていた場所なのですが。
やはり魚の付き場は変わっていたようです。どうも最近は短いサイクルで魚の付き場が移動してしまうようで、昔なら年間を通してかよい続けることができる場所があったのですが、最近はそうもゆかないようです。
釣果:鯉4匹
サイズ:30cm×3匹、50cm一匹
11.9NWN
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