季節はずれの台風の余波で東京にも大雨が降り、日本各地で被害が報告されております。しかし私、奇行師だけに大雨ですら釣りの好機ととらえてしまうのであります。
「雨後は大釣りができる」。私の必釣パターンです。
雨がやむとただちに強風のなかを多摩川へ向かったのであります。
現着するとカフェオレ色の濁流が河原を覆い流れていました。魚の気配はどこにもありません。
しかし「いつものポイントにはいるはずだ」そう信じて入ってみたもののパクパクは見られず肩透かしを食らい、水面を眺めていると数匹の鯉がパクパクをはじめました。さっそく鯉の目の前に仕掛けをそっと置いてみますがノーバイト。
そのうち北からの冷たい強風があまりに強烈になり魚もなりをひそめたので移動。もう一箇所のポイントへ。ここにはいました。しっかりパクパクしています。
鯉の目の前に仕掛けをポトリと置くように投入するとすぐにバイト&ヒット。強風で川面が波立ち飛沫を吹き飛ばすほどの強風ですがサイトなので問題ありません。あまり引かない60cmほど。
すぐにもう1匹ヒットしますがすっぽ抜け。細軸フックをしようしているため伸びていました。適当に直してもう1匹かけるとまたすっぽ抜け。
今度はしっかり直して掛けたのは60cmほど。ここでもまた強風がすさまじく寒さもあり元のポイントへ移動。
既に陽が落ちつつあり鯉のパクパクが目視いづらいのですがなんとか魚影を確認。そっちの方へキャストしラインを張ってバイト待ち。
しかし風か当たりかわからない強風でしたが、「グンッ、グンッ」と明確な当り。電撃フッキングを食らわすといきなりドラグを鳴らせてくれます。
今日一番の引きの強さで沖まで走ってくれました。何度もパンピングをして寄せてくると60cmほどの鯉でしたがいい引きをしてくれました。
1時間ほどで3匹。タフコンディションだったのでじゅうぶん満足です。
もうすぐ6月とは思えない寒さで鼻水を鳴らしながら家路についたのでした。
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村PR
この記事へのコメント