忍者ブログ

多摩川釣り奇行?

多摩川を釣る!なぜならそこに魚がいるから

HOME • Admin • Write • Comment
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 パンプカ釣りをしていると食わせ餌ではなく浮きの方にバイトしてくることが多々あり「そっちじゃない!食うのはパンの方だろう!」と心中で叫ぶことはよくあることだと思います。
 先日、愛読している『マルタの日記』というブログで紹介されていた『ミミズ爺さんのつぶやき』というブログで、「鯉の好む色にはシーズナルパターンがあるのではないか」ということを考察した記事があり、さらにミミズ爺さんという方はその考えに基づいた鯉釣りルアーを自作されておられるのに触発され、私は季節の素材を使ったどんぐりルアーを作ってみようと思い立ちました。
 さっそくどんぐり拾いをしていて気づいたのですが、どんぐりというのは茶色だけでなく未熟な緑や茶に移行する過程の黄色などがあり、ここではたと気が付いたのはミミズ爺さんがベストカラーと称しておられた「微妙な混在色」というものがあるのですが、この色彩はまさに多様なドングリの色だったのです。現在その方はブログの更新をされておらず情報が途絶えているのですが、ミミズ爺さんがベストと言われた色と形はまさにドングリのそれなのだと気がついたのです。

 鯉の歯は十円玉を曲げてしまうくらいに強靭であることは有名ですが、これをもってすればドングリなど用意にかみ砕けてしまうでしょう。私は「鯉は秋から冬にかけてドングリを食べている」と睨んでいます。
 一般的に鯉の釣り餌としては練り餌、ボイリー、芋、羊羹、コーン、サナギ、ミミズ、ザリガニなどが用いられますが、どうもこれらは季節感がないというか釣り人側にも旬を意識することがないと思います。
 しかし、河川にも季節というものは存在し旬は存在します。春はサナギからかえった蝶や虫たち、夏は虫たちのオンパレード、秋は徐々に虫が減り果実が実り落ち、冬は落ちて残った果実が黒々と変色してゆきます。

 釣りというのは網や銃、罠を使った狩猟とちがい食物連鎖、生態ピラミッドを利用しその一部に介入することで魚を針に掛けて採集するものと私は考えていますが、であれば季節や旬を無視することはできません。季節や旬を意識してこそ釣りが成り立つのだと思います。

 ということでとりとめもなく書き綴ってしまいましたが、今後は季節の色を取り入れた釣りをしてゆこうと思います。
 例えば今の時期はドングリ、栗などの果実色、冬が近くなると柿やみかんなどの果実色が有効になるのではないかと考えています。
 柿やみかん色に関してはそのようなカラーリングのルアーなども成立するかもしれませんが、私は柿やみかんの皮を干したものやニンジンの皮やヘタなどを試してみたいと考えています。

  
にほんブログ村 釣りブログ 関東釣行記へ にほんブログ村 釣りブログ 河川釣りへ にほんブログ村 釣りブログ 鯉釣りへ
  にほんブログ村   にほんブログ村   にほんブログ村
PR
 最近TVによく出るブラックバスポイントへ行ってきました。TVではうじゃうじゃ網で捕獲されていたのでミミズなら釣れるだろうと意気込んでいってきました。
 そのポイントは堰上で先週の大雨の際には広い川幅の流芯にいい感じの流れが発生し鯉のパクパクが見られましたが、スモールにも格好の付き場となっていると踏んで今日行ってきたのですが、水位は減少し水が止まりダメな状態でした。ライズもボイルも見られず移動しようとも思ったのですが一応ミミズを流してみることに。
 先週の状況を見て遠投用の浮きを作ってきたのですが、今日は状況が一変しているためあまり功奏さず。結局1時間ほどあっちへ投げたりこっちへ投げたり、動かしたり止めたりしてみましたがノーバイト。

 そしていつものパンプカ釣りへ。いつもの浮遊物が堆積するポイントへ移動すると思いのほか浮遊物はなかったのですが魚はわりと高活性なよう。
 今日の魚はあまり迷いなくバイトしてきてくれました。
 本日の鯉は良い引きをしてくれ、近くに寄せても奇行師であるこの私の顔をみると驚いたように超強力な走りで再びロッドを絞り込んでくれます。
「鯉が引くのは最初」と言う方がいますが時期によります。真冬と真夏はほとんど引かず「あ~れ~」されるがままです。春秋は強力に走ってくれます。
 今の時期はいよいよ鯉も食欲の秋だけに体力はじゅうぶんなようです。
 20分ほどで60cmクラスが2本。近くでバサーの方がルアーを投げ始めてこちらのポイントに入りたそうだったので納竿としました。

 今日のパンプカは思いついたことがあったので試してみたのですが、いままではシングルフックの一本針を使用していたのですがパンの保ちに難がありました。
 これまでに練り餌、ミミズ、コーンなど餌保ちがよさそうなものを試してみましたが「浮かない」ということで却下してきました。鯉の場合浮かせた方が釣れるのです。硬いフランスパンや強力粉の割合が高い食パンを使ってみたのですが、釣りに使うにはもったいないというか・・・・。
 それでふつうの食パンの耳でいかに餌保ちをよくするかということで今日やってみたのはこんな感じです。左手で書いたらこうなりました(嘘です右手で書いたのですが・・・・)。

 通常は針先をパンにさすのですが、フックアイをパンにめり込ませフック3本を同時にパンに差し込みます。こうすることでパンが3本の針+軸の4点でしっかりと固定されるため餌保ちがよくなるだろうと考えました。
 実際に使ってみるとやはり餌保ちはよくシングルフックだと2キャストは無理だったのが可能になりました。また、鯉は警戒すると餌を身体でハタいて確認するのですがその衝撃でパンが針から外れてしまうことがあるのですが、これだとそんなものではびくともしません。
 これだとパンを付ける際に毎回スナップスイベルからフックを外さないといけない手間があるのですが、なんども餌を打ち返す手間を考えると高効率かもしれません。
  
にほんブログ村 釣りブログ 関東釣行記へ にほんブログ村 釣りブログ 河川釣りへ にほんブログ村 釣りブログ 鯉釣りへ
 にほんブログ村   にほんブログ村   にほんブログ村
 このところの雨で漂流物がたくさん溜まってるころだろうなと多摩川へ出かけてみると案の定そのとおりでした。

 今回は広大な漂流物の下で音を立てて捕食している鯉を狙ってみようと考えていました。漂流物が広範囲で岸から距離がある位置にいる魚を狙うため3.6mの投げ竿を選択し、ラインもそれにあわせて20ポンドテストを巻いてみました。

 釣り場を眺めていると、かなり分厚い漂流物ですが鯉は頭と口でぶち破り捕食音をたてます。このときに漂流物の中に水面が現れたところに長竿を生かしパンを静かに落とすと一発でヒットしてきました。
 ヘビーなタックルを生かしすぐに漂流物から引き離し手早くリリース。再びポイントへ戻ると警戒心もなく捕食をしている魚がいるので同様のやり方でヒット。

 これで5匹ほど釣ると捕食がぴたりとやんでしまいました。プレッシャーが高まったのと釣りきってしまった感もあるのでここで納竿としました。
  
にほんブログ村 釣りブログ 関東釣行記へ にほんブログ村 釣りブログ 河川釣りへ にほんブログ村 釣りブログ 鯉釣りへ
 にほんブログ村   にほんブログ村   にほんブログ村
 連休後半は雨模様で気温もグ~ンと下がるそうなので行けるときに釣りに行こうと今日は夕マズメを狙いに行ってきました。

今日は過去記事タマゾンのブラックバス調査の橋脚の対岸をチェックしてきました。
このポイントの川崎側の方は常にバサーがルアーを投げているのですが、東京側ではあまりみかけません。橋脚までの距離なのですが、川崎側からだと10~15mはあり東京側からだと5m程度なのです。ストラクチャー的には東京側なのですがあまり釣り人がいないのはなぜか?という疑問も含めて調査に行ってきました。
橋下についてみると水が死にかけの状態といっていいくらいに水が動いていないことが特徴的です。上流に視線を向けるとワンドになっており水が動く要素がないようです。すぐに見切ろうと思ったのですが、少ないながらもベイトが水面を跳ねており、時折バスらしきライズもあるようなないようなので、とりあえず橋脚周りに手早く探れるフローティングミノーでチェックしたのですが、案の定アタリはなし。
結果としては、ここは岸際の草がオーバーハングし、ウィードベッドもあり、橋脚も攻めやすいのですが、何しろ水が死んでいるので釣り人もいないのだと納得できました。

調査完了ということでパンプカ鯉釣にチェンジです。
ポイントはパンプカ&ルアー釣りでルアーを釣った場所です。今日はまたイイ感じで表層に浮遊物があります。その周囲で無数の鯉がパクパクライズをしています。これは期待大です。8月後半から9月上旬にかけては非常に低活性状態が続いていただけに気持ちも昂ぶります。
浮遊物にコンタクトさせる形でステイさせた一投目のパンに積極的にバイト。フッキングするとスピニングのドラグが高回転で回り小気味良い音が響きます。かなりスタートダッシュが強烈な魚です。ラインを引き出しなかなか止まりません。しかも潜るのでロッドがバットまで引き込まれます。竿尻を腹に据えてロッドワークするのは沖釣りでもしているかのような気分です。とてもパワフルでスタミナのある鯉で10分くらい経ってやっと寄せることができました。70cmオーバーはありそうな良い魚体でした。しかもフックが上唇の正中線をまっすぐ貫いているのはまた驚きでした。
その後は同様のパターンで何度もバイトするのですが、ライトタックルでやってるのでラインを藻などに巻かれてフックアウトが連続。ベイトを使いたいところなのですが、ブラックバス調査と兼用すると仕方が無いのです。
ライトタックルで引きを楽しむのは面白いのですが、巨鯉をヘビーなベイトタックルで一気に引きずり寄せるのはこれもまた爽快感があります。また、鯉でタックルの限界領域を経験しておけばバスはもちろんシーバスなど大物魚とのやり取りに余裕をもって臨むことができます。
バスは簡単に釣れて楽しいのですが、最近の増殖状況は警戒が必要かもしれませんね。
  
にほんブログ村 釣りブログ 関東釣行記へ にほんブログ村 釣りブログ 河川釣りへ にほんブログ村 釣りブログ 鯉釣りへ
 にほんブログ村   にほんブログ村   にほんブログ村
 本日は以前に偶然発見した調布エリアのウィードベッドが広がるポイントへ行ってきました。ここは水深が最深部で50cm程度と浅いのですが、流れと豊かなウィードが格好の鯉や小物の居場所となっています。

鯉の無数の口が水面に露出したウィードの周囲でパクパクしています。ウィードの細かな葉が流着物をふんだんに蓄えているのを片っ端から口にしているようです。
このような一見してどこにキャストしても釣れそうな場所なのですが、たしかにどこに投げても釣れるとは思うのですが、鯉の群れの回遊コースがあり群れが回ってくる所へ先回りして仕掛けを投じます。
するとおもむろに数匹の鯉が浮いているパンを見に来るのですが、さっきまでの食欲はどこへやら見切るのです。コマセをまいて興奮状態になっている鯉であれば一気に食ってくるのですが、食わせパン単体ではこのような警戒した反応をされるのがほとんどです。
しかも午後の日差しの下でドシャローを狙っているので仕方ないというのもあるのですが、大概の鯉は何度か迷ったあげくバイトしてくるのです。なので数分、数回の回遊を繰り返した末に食ってきました。
このポイントの魚の中では最大クラスと思われる大きさです。藻にまかれても大丈夫なように太目のリーダーにしているので引きを楽しみながら寄せてきました。

この魚を一匹あげた後、夕立が始まったので急いで橋の下へ非難。20分ほど豪雨が続いたのち青空が広がり始めると太っとい虹が浮かび上がっていました。しばし見とれてからポイント移動。流着物が溜まりやすい場所を目指します。
いつものポイントは先行者がいたため仕方なくあまり有望ではないポイントへ。しかしここが凄く、大雨の増水の影響で予想外のタルミと流着物の溜まりを形成しており、無数の鯉が水面でパクパクしていました。
しめたとばかりに鯉の口先に仕掛けを落とすと一発で食ってきました。すぐに鯉を群れから引き離して手早くランディング&リリースをすると再度同じパターンを繰り返します。ここでは30分ほどで5匹の鯉をキャッチ。

その後、河原へやってきた老人とその孫が近くで遊び始め、釣をするにはあぶないので先ほど先行者がいて見送ったポイントへ移動。
先行者の方はまだ続けていらしたのですが、私が狙いたい場所はかろうじて入れそうだったのでご挨拶をして入れていただけました。
しかしこちらはあまり鯉のパクパクが確認できません。まあそれでもとりあえず底狙いの仕掛けを投ずるのですがアタリがないまま30分が過ぎ、帰ろうかと思い仕掛けを引き上げようとするとネガカリしたようですがかろうじて引けるので寄せてくるとゴミがかかっていました。それをプラプラ振ってみるとラトルサウンドが。!ルアーが引っかかっていました。
ワーイ!パンでルアーが釣れた、ルアー釣りだと喜びながら家に帰って調べてみると↓メガバスのポッパーでした。

このルアーですがバサーの方がロストしたものでしょう。多摩川でトップでバスとは、なんとも複雑な気持ちです。
今日も平日にもかかわらずバサーの方が何人かいらしてました。釣れている所は見ていないので、そこまで危惧する必要もないのかもしれませんが漁協には早期の駆除を期待したいと思います。
たしかにバスは面白いのですが、現状の多摩川はカワウと鯉が増えすぎたせいでウグイ、オイカワ、モロコなどの小物がめっきり少なくなってしまったようです。ここへバスが入っては真に在来種といえる小魚たちに危険な状況になるかもしれません。
  
にほんブログ村 釣りブログ 関東釣行記へ にほんブログ村 釣りブログ 河川釣りへ にほんブログ村 釣りブログ 鯉釣りへ
にほんブログ村    にほんブログ村   にほんブログ村

貸し看板

貸し看板

Copyright ©  -- 多摩川釣り奇行? --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]