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多摩川釣り奇行?

多摩川を釣る!なぜならそこに魚がいるから

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 このところ、日の入りが早くなったことにお気づきでしょうか。私など一昨日やっと気づいたところです。
 調べてみると8月初旬よりも50分近くも早まっているのですね。
 夏の終わりが近づくにつれ、一日の終わりが加速度的に早まってゆく。夏を名残り惜しむほどに季節は足早に過ぎてゆくという裏腹。
 夏の終わりに感じる切なさ。その正体とはそういうことに起因するのかもしれません。

 とはいえ、日中はまだまだ真夏のド炎天。
 減水で浅い川面に太陽光線がギラギラと乱反射しています。
 真夏の川の風景の中、中学生男子と思しき集団が15人ほど、海パンをはき水しぶきを上げながら歓声を上げて大盛り上がりしていました。
 彼らは川の中央付近に部分的にある深みで遊んでいるようです。肩まで浸かっているので水深は1.5mはありそうです。その部分的にできたディープに皆でおしくら饅頭状態で浸かっています。
 あのディープは怪しい。なにかいる。また釣欲を刺激されるポイントを発見です。
 
 そんな夏の健在を見やりつつ、私は久々に小鯉ポイントへ。
 先週までの低活性とは打って変わって今日のお魚たちは元気なようです。川面には小魚が跳ね回り、数匹の鯉のライズも確認できます。
 鯉のモジリの少し上に、沈めパンプカ(ヘビキャロ風)を打ち込みます。パンは川面の乱反射で目視できないのでロッドでアタリを待ち構えます。
 仕掛けのある周囲で魚のモジリが起こるや、ズズズーっと引き込むあたりが。
 あわせてやるとヒット。引きますが大きくないので楽に寄ってきます。
 ごぼう抜きしてみると30cmほどのニゴイさん。この場所では何度もつっていますが来るたびにサイズアップしているのが面白い。もしかすると同じ群れの魚が成長するたびに私が釣ってしまうのかもしれません。
 さらに、30cmほどの太った鯉さんもヒット。この子はよく引いてくれます。小さいのでごぼう抜きでランディング。バーブレスにしてるためワンタッチで針を外してリリース。
 小さくて引いてくれる魚はブラックバス感覚の手軽さで楽しいです。
 ここからアタリがでなくなったので移動。

 夏は流れのある場所、ということで某堰下まで移動。
 例年、夏になるとこの場所は鯉の溜まり場となるのですが今日はほぼ魚影ゼロ。
 水が少ないからかな、などと訝しがりながら下流へと魚を探します。
 堰の下流は岸から沖まで変化のないどシャロー。しかもオープンウォーターなので魚は付きにくいのです。しかし数匹のフィーディングモードの鯉を発見。
 ここも沈めパンプカでアプローチ。先週までと違い食い気が戻ってきているようで、少し迷ってからパクッとヒット。
 しかもヒットの瞬間に強烈に走ってくれる。活性が戻ってきているような気がします。
 で、この魚は40cmくらい。

 今日は1時間ほどで3匹ゲット。
 多摩川も調子を取り戻しつつある手ごたえを得ることができました。

釣果:鯉2匹、ニゴイ1匹
最大サイズ:鯉40cmくらい、ニゴイ30cmくらい

10.5KNW
S→C→M

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 8/10以降、不調というか不釣が続いている多摩川釣り奇行。
 魚がいないわけではないのですが、やる気のある魚が見当たらないという悶絶状況。
 魚への共感的理解をするならば、暑くて魚もヘバってるのでは、と思うところ。

 魚のやる気がなくなるほど暑い=環境変化の極値。ということになります。激寒や大増水などの極論的状況になると魚は一箇所に固まりやすくなります。つまりポイントを絞り込み易く、釣り易くなります。

 目ぼしいポイントはチェック済みなので、あまり人の出入りがない場所、中洲で桃源郷を探してみることにしました。
 
 調査日は8/21。快晴の空にギラギラと放熱する太陽が眩しい。
 避暑を求めていたこともあり水遊び気分で長ズボンのまま入水。しかし連日の猛暑で川の水がなんだかヌルイ。「ひゃっ!冷たい」というのを期待していたのがヌルイ気分に。
 これじゃあ魚もヘバルわなと実感しながら中州調査開始。

 開始直後からけっこう魚はいます。というか怪しいと睨んでいた場所だけあって全体的に魚のストック量は豊富。
 とくに浅瀬、早瀬、流れの当たるディープなどには群れが見られました。
 そう、この時期はやはり流れの中にいるんですね。

 それを面白いくらい見せてくれた出来事がありました。
 私が10mほどの細い流れをザブザブと遡っていると、徐々に鯉の姿が見え始めました。
 私が歩くと魚が驚いてターボスピードで上流へ逃げます。
 さらにザブザブ遡るとまた数匹の魚がいて私に驚いて勢いよく上流へ逃げます。
 私が下流から追い立てるように遡上するものですから、逃げる魚の数も次第に増えて行きます。
 数匹の魚が背びれを出して溜まっているところへ私が近づくと1匹の魚が驚いて逃げました。するともう一匹、さらにもう2匹、3匹と倍々ゲームで逃げる魚が増えて行きます。
 水の中がパニック状態になり、それが拡大しながら遡上するので産卵期のマルタの群れのような壮大とも言える光景になってしまいました。
 結局、魚は沢山いたということがわかりました。こんなにいたのかよ、と。

 実釣もしてみたのですが、やはりやる気がない。食い気のありそうな魚が近づいてきてもナーバスなようで寸前でプイッときびすを返してしまいます。

 魚がいるのはわかりました。あとはどう釣るか、いつ釣るかがテーマとなりました。
 夏はまだ続きます。また水遊びがてらに訪れてみようと思います。

 それから忘れちゃいけない、8/3につづきまたまたタヌキを見ました。しかも白いタヌキ。
 鯉をのライズを探しながら流れを遡上していると、対岸の崖状の岸を白い犬のような動物もまた上流に向かって歩いていました。
 しかしそこは川をザブザブ渡らないと到達できない場所なので野良犬かな、と思いましたが犬の散歩をしながら水遊びをする人もいるかもしれないとも思い、あまり気にせず私は魚に注意を払っていました。
 それからずっと川を挟んで白い犬のような動物の後を追う形になったのですが、ふと見ると白い犬のような動物の後ろに通常カラーの子ダヌキ2匹が後を続いています。白い動物よりも1回りくらい小さいので子ダヌキと思いました。
 その様子はまるで親子が連れ立って歩いている様子に見えました。野良犬がタヌキの子供を育ててるのか、と思いましたが、そんなレアケースよりもあの白い犬のような動物が親ダヌキだと考えた方が妥当に思えました。
 白いタヌキだと思うととてもありがたく感じられて眺めていましたが、ふと目を離したところで3匹のタヌキは跡形もなく消えてしまいました。
 ネットで検索すると「白いタヌキは縁起がよいらしい」という文字列が散見されます。多摩川にエエもん見させてもらいました。
↓youtubeで見つけた白いタヌキ。私が見たのはこんなに毛がふさふさではありませんでした。たぶん夏毛だったのでしょう。


 こういう時はカメラを持ってくればよかったと思います。
 私は釣行の際には携帯電話ですら落水に備えて二重にしたビニール袋に入れています。
 カメラも同様に二重袋に入れることになりますが、それでは取り出しに手間取ってしまい一瞬のシャッターチャンスには対応できません。なによりカメラを持ってゆくと釣った魚を撮影しなければならず、釣りに全力投球できなくなるので釣行時にはカメラは持ってゆかないのです。それに荷物が増えるということもありますし。

釣果:ボウズ

3.5ONN
S→C

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 前回の釣果は土用隠れの様相だったことから、夏場の鯉の付き場をあらためて考えておりました。
 そんな中、愛読の『マルタの日記』様の記事「ご無沙汰してました」に回答が。それによると、酸素が豊富ゆえに流れの中にいる、ということ。たしかに夏場は流れの中に群れが入っていることが多いのです。
 また、私の経験的には、エリア内で最も水温が低い場所に集まっている、という感覚があります。
 つまり、流れ、シェード、湧水、ディープといった水温が抑えられる場所です。

 で、これにあてはまる場所はないかと頭の中で多摩川を散策していたところ、木が日陰をつくっている区間をもつ場所が思い当たりました。この場所はけっこうな距離に渡り日陰になっている水域です。
 そういえば数年前の夏には大釣りとは言えずも30分で3匹ゲットした場所でした。

 この考えが成立するのかを確かめに現場へ行ってきました。
 現着すると小物釣りのおじさんが入っていました。挨拶をするとサシ餌で小バスを釣ったとのこと。へえ、と感心しているとブルーギルも釣れたことがあるとのこと。
 うーん、こんな小場所にまで特定外来生物が入り込んでいるとは。来年のスポーニング後の小バスの時期が楽しみではありますが。
 ちょっとあちらで釣らせていただきますよ、と入れていただきポイントをチェックするも鯉の姿は見当たらず。
 そういえばあまり水が動いていない。あまり良い感じの水ではないような気が。
 魚がいないんじゃしょうがないので早々に見切りをつけます。

 ちょっと歩いて支流の様子を見に行きます。
 ここは数年前によく通った場所ですが、川幅10mくらいで最大水深で膝上くらいのオープンウォーターのシャローエリア。上流に瀬があり、多摩川との合流点付近にはテトラが入りディープもあるため魚のストック量は多め。しかしハイプレッシャーであまり釣れない場所。
 今日も魚はたくさんいます。強風で水面のゴミが広範囲に寄せ集められいます。これを鯉たちがパクパクしています。流れはありますが、いまいち淀んだ水が流れているだけ、といったコンディション。

 とりあえずパクパクしている鯉と離れた場所へヘビキャロ風パンプカ仕掛けをキャストするとオープンシャローだけに周囲の魚がいっせいに驚きます。
 けっこうナーバスなのはこのポイントへのアクセスが良好で常に人の姿があることも理由です。
 それでもちゃんと餌を見に来る魚もいますが、焦らされ焦らされなかなか食べてくれません。
 何度目かの回遊が向かってくるタイミングで魚の進行方向のやや離れた場所へキャストしつつ徐々に魚との距離を縮めるように仕掛けを操りやっとヒット。
 寄せてきたのは50cmクラスの丸々した鯉でよく暴れますが、どうも病気のようで身体の表面に白っぽい膜が浮いています。

 今日はこの一匹で終了ですが結局、シェードエリアに魚は入っていませんでした。まあ、先行者がいない状態なら違っていたかもしれませんが。

釣果:鯉1匹
サイズ:50cmクラス


26.9NWN
M→S

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 今日の私はどうも昨日までのエネルギッシュさから一転、力の抜けるような感覚で過ごしていました。
 とは言いつつも、ずっと懸案だった「川面に落ちてくる桑の実目当ての鯉溜まり」に行ってみることにしました。桑の実はすっかりなくなっているはずではありますが、あの大量の鯉達の残党はいるだろうと足を運んでみました。

 ポイントへ至るまでにちょっとした林を抜けるのですが、その小道ですれ違ったおじさんが手にカブトムシを持っているのを見つけました。
 どうしたのですかと尋ねると、おじさんは嬉しそうにすぐそこの木で捕まえたんだ、と教えてくれました。
 話し好きなおじさんのようでカブトムシが沢山付いている木があるんだ、と案内してくれました。おじさんが示す木の上方を見上げると4、5匹のカブトムシが樹液に集まっていました。私は「すごい!」と感嘆の声をあげます。
 おじさんからカブトムシとりのコツを教えてもらいながら、パンプカポイントへ向かう途中の木にはオスのコクワが付いていました。私は実物のクワガタを見るのは10年ぶり以上になるのでせっかくの機会なので掴んでみることにしました。おとなしい子でカワイイなあ、とひとしきり眺めてから木に戻してあげました。

 この場所にカブトムシやクワガタがいるなんて初めて知りました。釣り以上の収穫に感じられました。
 でも釣りに来たので件の桑の実のポイントへ。現着すると当然ながら桑の実はまったくありませんが、数匹の鯉さんたちはいました。
 試しにコマセパンで食い気を計ってみると奪い合うようにアグレッシブに食っています。そのままパンプカ仕掛けを投入するのですが、仕掛けのパンは見切ったりショートバイトが連発し結局乗せられず。
 減水により水深が30cmあるかないかくらいの激浅で、ギャラリーも多い場所なので釣り針に対してはナーバスなようです。

 粘っても埒があかないのでインターセクション・ポイントへ移動。
 ここの鯉は高活性で遠くから目視すると浅場で数匹のナイスサイズの鯉がパクパクライズしています。足音を忍ばせながら限界まで近づきます。水際からディスタンスをとりながらパンプカ仕掛けを投入。水際ギリギリにパンが着水してくれました。
 2匹の鯉がパンの周りで食おうか食うまいか迷いつつも結局そのうちの一匹がヒット。
 しかし浅場なのでヒレで水を捕まえられないようで、ピョンピョン跳ねるしかなく、簡単にキャッチ。50cm台のナイス鯉。
 
 浅場の鯉はとりあえずこのファイトで散ってしまいました。で、インターセクション・ポイントを見ると活性の高い鯉がうようよといます。
 とりあえず手前の魚から捕ってゆこうとアプローチ。水面で波紋が激しくなったかと思うと竿先にアタリ。徐にアワセるとギューンと引いてくれます。結構ないすファイトを見せてくれた鯉は40cmほどの鯉さん。小さいながらも元気です。

 この時点で太陽は西の地平線に没し、急激に視覚が奪われてきました。もう少しはやくこの場所へ来ていればよかったのですが、仕方ないので早々に帰り支度を始めることに。
 川面に背を向け河原に向くと、黒いかたまりが2つヨボヨボと歩いてきます。暗くて少し遠いので正体は確認できませんでしたが、たぶんタヌキです。
 さらに遠くに身体の大きな同じくタヌキと思しき影がこちらを警戒するような仕草をみせます。子ダヌキ二匹は遊ぶようにして草むらに入っていってしまいました。
 親ダヌキと思しきもその後を追うように草むらへ消えてしまいました。
 
 今日は野生を堪能できて嬉しいな、となんとなく身体の向きを変えた視線の先に、地平線直上に大きな黄色い満月お月様が現れていました。
 低い位置なので多摩川にかかる橋の明かりと競うようにして煌々と輝く月は微かなオボロ雲で化粧をしています。
 月が出た出た、もう夜だ。ということで足早に河原を離れます。
 サイクリングロードまで戻ると、やけにハイペースに思えましたが月の高度が上がっているような気が。その月が川面に映って黄色い光がユラユラと揺れているのを横目に帰途につきました。

釣果:鯉2匹
サイズ:40cm~50cmくらい

14.9NOO

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 昨日に続き今日も出撃。
 今日も平日ですが昨日とは打って変わって人手が多い河原の風景でした。BBQをしてる人たち、散歩の人たち、河原に腰を下ろして楽しそうにしている親子、水遊びの若者、そして釣り人。
 
 人の活性が高いなあ、と思いつつ昨日見つけたポイントを飽きもせず覗いてみると昨日叩いたことは忘れてしまったかのように今日もパクパクライズをする鯉さん数匹。魚の活性も高いようです。
 で、いつものごとくパンプカ仕掛でアプローチするとほぼ即バイト。しかし今日のはサイズが40cm~50cmくらいとサイズがいきなり大きい。

 ちょっとOFF(場を休める)すると何事もなかったかのようにパクパクライズが始まります。
 また40cm~50cmくらいの鯉さんヒット。
 2匹目でライズが止まってしまったのでいったん離れてOFF(場を休める)の時間を増やします。

 戻ってみるとやはりパクパクライズが再開してる。小場所でかなり叩いているのに魚が常に入っているというのは珍しいポイントです。
 で、3匹目も40cm~50cmくらい。
 昨日は30cmクラスが多かったのですが今日はなぜかサイズアップ。

 このポイントは非常に小場所でふつうなら一匹釣ったら魚が散ってしまうような場所なのですが、湧き出てくるように魚が入ってくる。
 私が思うに、広大なエリア内の魚がこのポイントを目指して集結しているのではないかと。あちこちに点在している鯉さん達は実は広い流域のどこに餌場があるのか皆理解しているのではないかと思います。
 そう思うのはこのポイントに高活性の魚が集まっている一方で、他のストラクチャー、変化に付いている魚がフィーディングモードではないからです。食べたくなったらそこへ行く、ということです。
 すごいと思うのは、このポイントは水位の変化でたまたま浮遊物が溜まりやすくなっているだけで、通年そうなっているわけではありません。たまたま出現した小場所を多くの鯉たちがなぜか知っている。
 それは、鯉たちの行動範囲が想像以上に広いから発見に至ったのか、はたまた水中でテレパシー的なコミュニケーションがなされているからなのか、知るよしもありません。
 
釣果:鯉3匹
サイズ:40cm~50cmくらい

12.9WNN

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